失敗に備えること

以前のブログでもお伝えしているように、プリオーレに入塾する生徒には「どんどん間違えなさい」と話しをします。

それによって、恥ずかしさを乗り越えて、学ぶことの楽しさを感じたり、また勉強に対するタフさを身に着けてほしいと思っています。それがきっかけです。


またある程度できるようになってきた子には、


「失敗に備えること」


を教えていきます。受験当日は、もちろん失敗できません。しかし人間はどんなに頑張っていても、ミスをしてしまうものです。


もちろんそんなミスで落ちたくはないはずです。私も落としたくない。


じゃあただ日々勉強すれば良いのか?もちろん志望校に合格するためには、勉強はしなくてはいけません。しかしそれだけでは不十分です。


では、どうするか?


「自分がしてしまうミス(失敗)に備えること。」


何やら保険みたいな話になってきましたが、でも勉強や受験でもそういった意味での保険は必要です。


日頃から「自分の間違え方を自分で分析したり」、「講師があなたはこういう間違え方をしているよとアドバイスしたり」しています。またプリオーレでは、「復習ノート」を書いてもらいます。


そうすることで、よく言われる「見直し」が具体性を持ちはじめます。


何もわからないで見直しをしても、解いている本人はその瞬間、自信をもって解答しているわけですから、見直しの目になっていません。


でも、自分の間違え方が分かっている子は、


「私はよくこういう間違えをする」

「だからここを先に見直しをしよう」


と具体的に見直しができます。またそういう目になっているので、間違えを見つけることができます。


そうやって、また一歩上へ進んでいけようになります。



西田井

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