今回は受検勉強の意義について私なりに考えていることをお伝えしたいと思います。
学校ごとに評価基準やレベルの差というのはありますが、中学受検も高校受験も実は問われているものは同じです。
それが以下の3つになります。
①内申点・調査書
中学受検であれば小学校の、高校受験であれば中学校の成績やその生徒の様子などがかかれたものです。例えば「関心・意欲」の項目を見れば、勉強への姿勢や提出物をきちんと出せているかが判断できます。また、数字上からは見えないその子の人となりも書かれます。つまり、生徒の「普段の様子」が垣間見られる項目です。
②学力検査・適性検査
受験者(受検者)の学力が言うまでもなく問われます。
学校側の視点から見れば「せっかく合格させたのに授業についていけなくて辞めてしまった・・・」では意味ないですから、「うちの学校の教育レベルにふさわしい人材か?」をこの試験でみるわけです。
③面接
短時間と言えど「百聞は一見にしかず」です。直接会い、話をすることで見えてくる受験生(受検生)の人となりというものがあります。
また、その子が何を考えているのか、その考えを分かりやすく伝える能力があるか、学校に入学してから頑張れそうか、といったことを問われます。
色々な角度から「うちの学校に入学するにふさわしい人間か」を見られるわけです。
結論として「志望校が求める人材になる=今現在より人間力が高めていく」というのが受験(受検)勉強の意義だと考えます。その中で、社会に役立つ知識や力が身についていきます。
合格できればそれが一番なのは言うまでもありませんが、その目標に向けていかに努力をし、色々な力をつけられるかがより重要です。
「いきなり志望校の求めるレベルになってください」という話ではもちろんないです。
それに向けて努力をし、全力を出す姿勢・行動力を持ってほしいと思います。
もちろん、私たちもみなさんのためにサポートや努力をしていきたいと思います。
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